ごにょごにょ
小説とか日ごろの雑記を投げっぱなしにしてるブログ。 妄想全開(何
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
魔金さとりっぽいなにか。
定期的に期待されてるきがするので、一応書いといた。
本人のような砂糖のようなSSが書けないのが若干悔しい。

「たかし、元気出してください」
「うん……」
 俺は梅原たかし。日暮里TRFで日々世紀末の拳を磨く、一級北斗ロリスパッツ神拳が使い手だ。
 文章間違えた。一級北斗ロリスパッツ神拳の使い手。ちなみに分母は一。
 そんな俺は今落ち込んでいる。
「みなさんおっしゃっていたじゃないですか。レイのJB択なんて見えないから仕方が無いって」
「まあ、そうだけどさ――」
 この大会にはかなり力を込めて頑張ってきた。泣きながら徹夜で裏サイの練習をした。
 レイなんかに絶対に負けない!って意気込んだけど、レイには勝てなかったよ……。
「俺、あんなに応援してもらったのに。それに応えられなかったのが――」
 悔しいな。と、隣に寄り添ういわゆる俺の嫁である古明地さとりに告白する。
 そんなことは確実に20分前ぐらいから彼女の読心術で知られているのだが、口に出してきちんと伝えたかった。俺を一番応援してくれていたさとりに。
 さとりはそんな気持ちを文字通り汲みとってくれて。
「わかっていますよ。また頑張りましょう?」
 と、腰に手をまわしてくれた。優しさが全身に染みる。
 あぁ、やばい超幸せ。シンプルな言葉だけど、超幸せ……。
 なんか俺勝っても負けてもさとりにいろいろしてもらえるんだから、優勝しなくてもいいんじゃね?
「たかし……そんな情けない考えをしているとケンシロウの遠Dを食らわせますよ」
「ごめんなしあ……ってか、おい、みうs、おい!誰だよそんなの教えたの!」
「艦長さんが」
「おい!」
 あんな上段蹴り食らったら奥歯がゆれるだろ!俺はリアルではもやしタイプなのに……。
 き、汚いなさすが艦長汚い……。
「嘘ですよ。たかしにそんなことするわけないじゃないですか」
 そんな動揺をすぐに治めてくれるくれるさとりの言葉。
 やっぱり、さとり大好きだよ。
「たかし……」
「さとり……」
 目と目が夜の日暮里で合う。俺達は自然と真正面でお互いを見つめあう形になって。
 パァン、という炸裂音で同じ暗闇の空を見上げた。
「なんでしょうか。この音」
「花火じゃないかな。そういえば二つ先の駅で花火大会あったかも」
「花火ですか……」
 羨望を込めた瞳で炸裂音がした方向の空を見やるさとり。
 花火か……連れていってあげたいが、今日の連コで金が……。
「おやぁ? 得意の画面端に追い詰められたあげくに恥ずかしいガーキャンを狩られて負けた梅原たかしさんじゃありませんか」
 う、うるせえ! 誰だ俺とさとりの時間を邪魔したあげくに、的確な煽りしてくるやつは!
 と、くるっと振り向くと。そこにはいじらしい笑みを浮かべる女の子が……。
 射命丸文。三重で別居中の烏天狗だ。
「……てんぐ? なんでここにいるの?」
「いえ、暇だったものですからペルソナで初狩りを……」
「あのさぁ……」
 最低な奴すぎる、と目を細めると最初だけですよと口元に手をやってにっこりと笑う。
「……途中で家主1とマッチングしたので完二でじゃんけんして遊んでました。いやー、  天人の頭の中は読みやすくてすごくほっこりしちゃいましたね」
「まぁ、家主2がじゃんけん弱いからそこはしょうがないと思う」
 日曜の子供向け番組にガチじゃんけん勝負いどんであんなに涙目になっているやつと一緒にいたら読み合いも苦手になるかもしれない。 
「途中で台パンしだして、真面目にやれ!とかリアル逆ギレしだしたので花村で処理したらぐうの音もでなくなって隣の家主2を要石で殴ってましたね」
 家主2かわいそすぐるだろ……。
「これ以上煽るとTRFが地震で沈んでしまうので、こうして外に出てきたわけですが……どうやら花火が気になる様子ですね?」
「……どうしてそれを?」
 複数の破裂音が聞こえるなか、さとりが疑問をぶつける。
「別に心が読めなくとも心は読めるもんですよ」
 ニコッと俺のさとりにウィンクをとばしながら、文は俺の手にそっと何かを握らせた。
 五千円札?
「花火大会なんてのは貴重なイベントなんですから行ってきなさい」
 なんだこのてんぐ。優しさが溢れすぎてて逆に怖いぞ。
「代わりに写真とらせてくださいね♪」
 な、なるほど。
 どうしようか、とさとりに視線をやると。
 そんなこと当たり前だと言いたいのか、いいですよと頷いてくれた。
「写真撮られるのは苦手ですけど……たかしと一緒に楽しくできるっていうのでしたら」
 あぁ、さとり……大好きだよ……。

――――――

 パァン、パァンと色とりどりの花火が空に一瞬の彩を与える一夜。
 俺とさとりはその彩を最大に楽しめる、見晴らしのいいところに連れてきてもらっていた。
 ほんとだったらあとから来たのでそんな良い場所取れるはずもないのだが、てんぐがなんとかしてくれた。
 てんぐすごい。
 俺はビールを片手に焼き鳥串を食べている。
 さとりはあんまり酒は強くないのでりんご飴とチューハイ。
 コップを両手で包むようにもって、音を立てずに飲む姿。
 ぐっときます……。
「もう、そんなところまじまじとみないでくださいっ」
 少しだけ顔を赤くしてこちらに文句を言うさとり。
 うわああぁ、そんなむくれてるさとりも可愛いよぉ。
 という心は筒抜けなのに、ぷいと顔をそむけるどころかこちらにすり寄ってくるのはやぶさかではないということなのだろう。
 あぁ、そんなところも可愛いなぁ。
「私の表情などいくらでも見せてあげますから。今は、今しかないものをしましょう?」
「そ、そうだな。花火花火!」
 あとから来たのもあるだろうが、そろそろラストスパートという感じだ。
 余韻は最後の最後にというばかりに、ドン、ドン、ドン、と連続して花火が打ち上げられていく。
「綺麗ですね」
「そうだな」
 お互いの間に言葉はいらない。
 何かを想うこともなく。
 ただ無心で目の前の花火を二人で見つめていた。

――――――

「あー、夏祭り楽しかったなー、でゅふふ、あっあ」
 翌日朝、俺は布団の中で昨日の出来事を思い出しておかしくなっていた。
「あー、さとりー!!! 愛してる―!」
 横にいるであろうさとりにルパンダイブ……!
「すみません梅原さん。私古明地さとりと言う名前ではありません」
 華麗に当て身逆ギレで返されたと思ったらさとりじゃないんですけどー!?
「げぇっ!? てんぐ!?」
「窓のカギはちゃんとかけましょうね。世の中空を飛べる女の子もいるんですよ」
「お、親方……ベランダから女の子が……」
「そんなことはいいです。新聞つくってきたんで、是非たかしさん達に読んでほしいなと。良い写真がとれましたよ」
 ぽいと手渡される彼女手作りの新聞。
 開くまでもなく、一面に俺とさとりの写真がばーんと載っていた。
「さとり……」
 白黒だがやはりさとりはかわいい。
「あー、大切にします!」
 そういって新聞を握りしめると本当に嬉しそうにてんぐは頷いてくれた。
「ありがとうございます。あとこれ、TRFさんのみんなにも配っておきましたので今日のTRF楽しみですね」
「え」
 そしてついでにとんでも発言を残していく。
「大会であんな恥ずかしい負け方した後に、彼女と夏祭りとか屠殺要素満載で私今からそれがすごく楽しみで仕方ありません!」
「や、やめてや!」
「では、ちゃんとガーキャンできるように頑張ってくださいねたかしさん!」
 うろたえる俺を尻目にてんぐは俺の部屋を出ていった。
 入れ替わりにさとりが入ってくる。
「たかし、どうしたのですか?」
「い、いや……今日TRF行くのやめようかなって……」
「たかし。無理せずに休むことも大事ですよ」
 そ、そうだよな。そうだ、疲れてるときにやってもあったまるだけだしな!
「私も昨日の大会や夏祭りで疲れてしまいました。一緒にゆっくりしましょう?」
 そうだそうだ。さとりも疲れてるしな、これは仕方が無いな。
「そうだなさとり。今日は一日家の中でさとりとゆっくり過ごそう」
「はい、たかし……」
「さとり……」
 抱擁をかわして俺は今日はTRFに行くのをやめた。
 なお、このシーンも激写されていて後日TRFに行ったら三倍増しで屠殺されたのはまた別のお話である。


スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://pallet0909.blog123.fc2.com/tb.php/324-6687215e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。